GBR

昨今、骨を増やしてインプラント治療をできるようにする治療法が編み出されています。その中で注目されているのが、ここで紹介しているGBR法です。以下より、このGBR法について説明をしていきます。

GBRとは?

骨誘導再生法(ガイデット・ボーン・リジェネレーション)と呼ばれる治療法で、その頭文字を取って「GBR法」と略されています。骨を誘導して再生する治療法です。GBRは、骨の幅が足りない場合に、インプラント治療を行うための土台作りを目的として行われます。

GBRの施術の流れ

実際に、GBR法で骨の量を増やすとなったとき、どのような流れで施術をしていくのかが気になるかと思います。以下に、大まかな流れと各々の説明を簡単にしていきます。

  1. 再生する骨量を確認する
  2. 歯肉を切開して人工骨を注入する準備をする
  3. 実際に必要量の人工骨を流し込む
  4. メンブレンで流し込んだ部分を密封する
  5. 注入した人工骨が固まるのを待つ

まず、どれだけ骨の量を増やせばインプラント治療ができるかを判断します。再生する骨量を計って正しく治療を行わないと、インプラント治療に移行したときに不具合が発生してしまう可能性がありますので、慎重に決められていきます。

次に歯肉を切開して適切な量の人工骨を流し込む作業に入っていきます。流し込んだ後に、メンブレンと呼ばれる人工膜を張って密封します。後は固まるのを待つだけになりますが、おおよそ4~6ヵ月を要することは理解しておきたいところです。固まるとしっかりと骨が安定し、インプラント治療に移行することができます。

GBRのメリット

GBR法の大きなメリットの一つとして、治療中に同時にインプラント治療も行うことが可能という点があります。普通なら骨が安定するまでおおよそ3~5ヵ月、本番のインプラント治療まで半年ほど待つことになり、多くの患者にとっては負担となっていました。GBR法は増骨手術と同時にインプラント治療を行えるので、患者自身の負担も軽減することが可能になります。

もう一つのメリットとして、ソケットリフトやサイナスリフトと比べ、手術の負担が少ないという点があります。歯肉を切開しなければなりませんが、大掛かりなモノではないため、感染症などのリスクも小さいと言われています。

GBR法は、「骨の幅を広げる」ことが目的となります。それに対してサイナスリフトやソケットリフトは「骨の厚みを増やす」手術です。このため、これまで断られてしまっていたインプラント治療も受けられるようになる可能性があります。

GBRのデメリット

何事もメリットがあれば、何かしらのデメリットがあるものです。GBR法も同様です。それが、費用が高くなってしまう傾向があるということです。

病院によって細かい値段は変わってきますが、GBRは1本につき約80,000円の別途料金が発生します。さらに、手術費用だったり、人工骨費用だったり、様々な費用が上乗せされていきます。結果、数十万以上の費用がかかるわけです。自由診療で保険がきかないため、なおさら財布には厳しい治療法です。これが大きなデメリットとなります。

ただし、費用対効果という視点でみれば、考え方によっては「安い」ということもできます。長い期間、安定した歯を手に入れることができるのは大きなメリットです。お金に対する価値観は人それぞれのため、一概には言えませんが、しっかりと見積もりをしてもらって、治療をするのかを熟考することが大切です。

GBRの基礎情報

以下に、GBRの基礎情報を記載していきます。

価格

インプラントを同時に行っていく場合と、GBR法だけを行う場合で大きく金額が変わってきます。まず前者のインプラントと同時進行をする場合は、50万円程度の相場となります。これは1本の値段になります。GBR法だけの場合は、15万円~30万円と幅があります。

ダウンタイム

骨が安定するまで、3ヵ月~5ヵ月程度必要ということを説明させてもらいました。この期間がダウンタイムとなります。何ヵ所もの治療が必要で、回数を分けて施術していくことになると、それなりの期間を要してしまうことになります。しかし、インプラント治療も同時進行することができるため、他の骨再生治療と比較をすれば、早く仕上げることができます。実際のところ、ダウンタイムの3~5ヵ月という数字は、サイナスリフトやソケットリフトと同じダウンタイムとなります。

痛み

客観的に証明することはできませんが、サイナスリフトやソケットリフトほどの痛みはありません。歯肉を切開することになるため痛みはありますが、大々的な手術になるわけではないため身体への負担は小さく、痛みも他と比較をすれば小さなものと言うことができます。

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医療法人明敬会のGBR

GBR法での治療も可能としている医療法人の明敬会の特徴を以下に記載します。

料金について詳細を教えてくれる

GBR法の治療に関する費用は、ソケットリフトやサイナスリフトと比較すると複雑な料金形態となっています。最たる例が「別途料金が必要」という項目がいくつか出てきてしまうことです。しかし医療法人の明敬会では、治療前にしっかりと説明をしてくれます。

身体への影響をしっかり考えてくれている

人工骨を流し込まれる身体からしたら、明らかに異物を注入されることになります。したがって、どれだけ自然に安全性にこだわって治療できるのかがキーになってきます。そこで、明敬会ではβ-TCPと呼ばれる完全な人工骨を使用することで感染症などのリスクを軽減してくれています。このように身体への影響をしっかりと考えてくれています。

デメリットについても教えてくれる

病院も利益を出さないといけないため、色々な営業トークをしてくることは事実です。その中でしっかりとデメリットを伝えない病院も残念ながら存在します。しかし、明敬会では、患者を第一に考えGBRのデメリットを伝え、それを踏まえた上で治療をする・しないを選択ができるようにしてくれます。

滝澤医師より

GBR法の治療について

ここまで説明をしてきたGBR法ですが、一番伝えたいことは、インプラント治療はできるということです。GBR法を含め、ソケットリフトやサイナスリフトなどで、骨の状態が悪くても可能にする方法はいくつかあります。ある歯科医院で「できない」と言われても諦めずに様々な歯科医院で相談してほしいです。今後も、安全に骨量を増やすことができる治療法が誕生するはずです。メリットとデメリットをしっかりと理解し、自分自身にあった治療法を歯科医院と一緒に探してみてください。

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滝澤聡明理事長 滝澤聡明理事長
医療法人社団明敬会 滝澤理事長

免責事項

医療法人社団 明敬会

タキザワ歯科クリニック

03-3685-1444

湘南藤沢歯科

0466-37-3090

一般的な費用相場

190,000~400,000円程度(税抜)

※インプラント1本の埋入価格

【インプラント治療にかかる期間】

インプラント治療にかかる期間は、平均6ヶ月~12ヶ月。

主なデメリット

歯茎の骨の形状、神経の走り方によって受けられない人がいる。

監修者紹介

滝澤聡明

滝澤 聡明医療法人社団明敬会 理事長

滝澤理事長の運営するクリニックでは、全国のクリニックでも数少ない「全症例の9割近くをフラップレス手術で行っている」クリニックです。

患者さんのためになる施術・カウンセリングを心がけており、フラップレス手術を推進するのもその思いがあってこそ。

「医療は絶えず変化するもの。だから自分の医院の診療もその変化に必ずついていく」という考えのもと、新しい技術を積極的に取り入れています。

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運営者情報

ヘルスケア編集部全研本社株式会社

歯を失った場合の治療として、主流になりつつあるインプラント治療。しかしフラップレス手術は、ネット上はおろか書籍でもまだまだ情報が少ない治療方法です。

「メスを使わないインプラント」は、我々患者にとってメリットが大きいはず。そこで当編集部は、フラップレス手術を前面に押し出している医療法人社団明敬会に取材を申し込みました。

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